さて日常的に使われるもので「携行」という言葉があります。
この携行に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
携行がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは携行の読み方と意味、「けいこう」と「ていこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.携行の正しい読み方は「けいこう」「ていこう」?
では携行の正しい読み方は、「けいこう」「ていこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、携行の正しい読み方は「けいこう」になります。
携行の”携”は「たずさ(える)」「けい」と読むことはできますが、
「てい」と読むことはできないので、携行を「ていこう」と読むのは間違いです。
また携行(けいこう)のように「携(けい)」が用いられている言葉には、
「連携(れんけい)・提携(ていけい)・必携(ひっけい)・携帯(けいたい)」などがあります。
携行(けいこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「横行(おうこう)・移行(いこう)・急行(きゅうこう)・進行(しんこう)」などがあります。
次の章で携行の意味と類義語について解説していきます。
2.携行の意味と類義語について
では携行の意味と類義語について見ていきましょう。
まず携行は「身につけて持って行くこと」の意味として用いられています。
携行を用いた例文としては、「武器を携行する」や、
「それらは各自携行してください」のような使い方で用いられています。
また携行の類義語としては、「携帯(けいたい)・持参(じさん)・必携(ひっけい)・所持(しょじ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても携行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「携行の読み方と意味、”けいこう”と”ていこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 携行の正しい読み方は「けいこう」で、「ていこう」は間違い。
- 携行は「身につけて持って行くこと」の意味。
- 携行の類義語には、「携帯・持参・必携・所持」などがある。