このページでは慣行の読み方と意味、「かんこう」と「かんぎょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.慣行の正しい読み方は「かんこう」「かんぎょう」?

 

結論から言ってしまうと、慣行の正しい読み方は「かんこう」になります

 

慣行の”慣”は「な(れる)」「かん」、”行”は「い(く)」「おこな(う)」「こう」「ぎょう」と読むことはできますが、慣行は「かんこう」と読むのが正しく、「かんぎょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また慣行(かんこう)のように「慣(かん)」が用いられている言葉には、
「慣習(かんしゅう)・慣性(かんせい)・慣例(かんれい)・習慣(しゅうかん)」などがあります。

 

慣行(かんこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「横行(おうこう)・移行(いこう)・急行(きゅうこう)・進行(しんこう)」などがあります。

 

 

次の章で慣行の意味について解説していきます。

 

2.慣行の意味について

 

慣行は「古くからの習わしとして行われていること/普段の習慣のこと」の意味として用いられています。

 

 

慣行を用いた例文としては、「慣行に囚(とら)われるのは良くない」や、
「毎朝の慣行のラジオ体操」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「古くからの習わしとして行われていること」の意味で、
後者の例文は「普段の習慣のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また慣行の類義語としては、「習慣(しゅうかん)・慣例(かんれい)・恒例(こうれい)・俗習(ぞくしゅう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても慣行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「慣行の読み方と意味、”かんこう”と”かんぎょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 慣行の正しい読み方は「かんこう」で、「かんぎょう」は間違い。
  • 慣行は「古くからの習わしとして行われていること/普段の習慣のこと」の意味。
  • 慣行の類義語には、「習慣・慣例・恒例・俗習」などがある。

 

 

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