さて日常的に使われるもので「梅擬」という言葉があります。
この梅擬に使用されている漢字(特に”擬”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは梅擬の読み方と意味、「うめもどき」と「ばいぎ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.梅擬の正しい読み方は「うめもどき」「ばいぎ」?
では梅擬の正しい読み方は、「うめもどき」「ばいぎ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、梅擬の正しい読み方は「うめもどき」になります。
梅擬の”梅”は「うめ」「ばい」、”擬”は「もどき」「ぎ」と読むことができますが、梅擬は「うめもどき」と読むのが正しく、「ばいぎ」と読むのは間違いです。
また梅擬(うめもどき)のように「梅(うめ)」が用いられている言葉には、
「小梅(こうめ)・杏梅(あんずうめ)・梅暦(うめごよみ)・氷梅(こおりうめ)」などがあります。
梅擬(うめもどき)のように「擬(もどき)」が用いられている言葉には、
「雁擬(がんもどき)・蟻擬(ありもどき)・蠍擬(さそりもどき)」などがあります。
次の章で梅擬の意味について解説していきます。
2.梅擬の意味について
では梅擬の意味について見ていきましょう。
まず梅擬は「モチノキ科の落葉低木のこと」の意味として用いられています。
5月〜6月頃に淡紫色の小花を咲かせ、その葉は梅に似ています。
果実は球形で、晩秋(秋の末)に赤く熟し、葉が落ちても長く残り、観賞用として知られています。
以上が「梅擬の読み方と意味、”うめもどき”と”ばいぎ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 梅擬の正しい読み方は「うめもどき」で、「ばいぎ」は間違い。
- 梅擬は「モチノキ科の落葉低木のこと」の意味。