曳航の読み方と意味、「きこう」と「えいこう」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「曳航」という言葉があります。

 

この曳航に使用されている漢字(特に”曳”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは曳航の読み方と意味、「きこう」と「えいこう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.曳航の正しい読み方は「きこう」「えいこう」?

 

では曳航の正しい読み方は、「きこう」「えいこう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、曳航の正しい読み方は「えいこう」になります

 

曳航の”曳”は「ひ(く)」「えい」と読むことはできますが、
「き」と読むことはできないので、曳航を「きこう」と読むのは間違いです

 

 

 

また曳航(えいこう)のように「曳(えい)」が用いられている言葉には、
「曳船(えいせん)・揺曳(ようえい)・牽曳(けんえい)・曳光弾(えいこうだん)」などがあります。

 

曳航(えいこう)のように「航(こう)」が用いられている言葉には、
「航行(こうこう)・航海(こうかい)・来航(らいこう)・航空(こうくう)」などがあります。

 

 

次の章で曳航の意味と類義語について解説していきます。

 

2.曳航の意味と類義語について

 

では曳航の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず曳航は「船が他の船や荷物を引いて航行すること」の意味として用いられています。

 

 

曳航を用いた例文としては、「その船を曳航する必要はない」や、
「客船を埠頭(ふとう)まで曳航する」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また曳航の類義語としては、「牽引(けんいん)・誘導(ゆうどう)・引率(いんそつ)・拘引(こういん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても曳航と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「曳航の読み方と意味、”きこう”と”えいこう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ