結論から言ってしまうと、巡行の正しい読み方は「じゅんこう」になります。
巡行の”巡”は「めぐ(る)」「じゅん」、”行”は「い(く)」「こう」「ぎょう」と読むことはできますが、巡行は「じゅんこう」と読むのが正しく、「じゅんぎょう」と読むのは間違いです。
「じゅんぎょう」というのは、”巡業(じゅんぎょう)”と書き表されるため注意が必要です。
また巡行(じゅんこう)のように「巡(じゅん)」が用いられている言葉には、
「巡回(じゅんかい)・一巡(いちじゅん)・巡業(じゅんぎょう)・巡査(じゅんさ)」などがあります。
巡行(じゅんこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「銀行(ぎんこう)・進行(しんこう)・予行(よこう)・強行(きょうこう)」などがあります。
次の章で巡行の意味について解説していきます。
巡行は「各地を巡り歩くこと」の意味として用いられています。
祭礼のときに、”神輿(みこし)や行列が、一定のコースを順に回ること”を意味することもあるため覚えておきましょう。
巡行を用いた例文としては、「視察のため県内を巡行する」や、
「来月から各地を巡行する予定だ」のような使い方で用いられています。
また巡行の類義語としては、「放浪(ほうろう)・遊行(ゆうこう)・巡礼(じゅんれい)・探訪(たんぼう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても巡行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「巡行の読み方と意味、”じゅんこう”と”じゅんぎょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど