このページでは巡行の読み方と意味、「じゅんこう」と「じゅんぎょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.巡行の正しい読み方は「じゅんこう」「じゅんぎょう」?

 

結論から言ってしまうと、巡行の正しい読み方は「じゅんこう」になります

 

巡行の”巡”は「めぐ(る)」「じゅん」、”行”は「い(く)」「こう」「ぎょう」と読むことはできますが、巡行は「じゅんこう」と読むのが正しく、「じゅんぎょう」と読むのは間違いです。

 

 

「じゅんぎょう」というのは、”巡業(じゅんぎょう)”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

 

また巡行(じゅんこう)のように「巡(じゅん)」が用いられている言葉には、
「巡回(じゅんかい)・一巡(いちじゅん)・巡業(じゅんぎょう)・巡査(じゅんさ)」などがあります。

 

巡行(じゅんこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「銀行(ぎんこう)・進行(しんこう)・予行(よこう)・強行(きょうこう)」などがあります。

 

 

次の章で巡行の意味について解説していきます。

 

2.巡行の意味について

 

巡行は「各地を巡り歩くこと」の意味として用いられています。

 

祭礼のときに、”神輿(みこし)や行列が、一定のコースを順に回ること”を意味することもあるため覚えておきましょう。

 

 

巡行を用いた例文としては、「視察のため県内を巡行する」や、
「来月から各地を巡行する予定だ」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また巡行の類義語としては、「放浪(ほうろう)・遊行(ゆうこう)・巡礼(じゅんれい)・探訪(たんぼう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても巡行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「巡行の読み方と意味、”じゅんこう”と”じゅんぎょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 巡行の正しい読み方は「じゅんこう」で、「じゅんぎょう」は間違い。
  • 巡行は「各地を巡り歩くこと」の意味。
  • 巡行の類義語には、「放浪・遊行・巡礼・探訪」などがある。

 

 

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