さて日常的に使われるもので「徒弟」という言葉があります。
この徒弟に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
徒弟がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは徒弟の読み方と意味、「とてい」と「とだい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.徒弟の正しい読み方は「とてい」「とだい」?
では徒弟の正しい読み方は、「とてい」「とだい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、徒弟の正しい読み方は「とてい」になります。
徒弟の”弟”は「おとうと」「てい」「だい」と読むことができますが、
徒弟は「とてい」と読むのが正しく、「とだい」と読むのは間違いです。
また徒弟(とてい)のように「徒(と)」が用いられている言葉には、
「使徒(しと)・徒労(とろう)・生徒(せいと)・信徒(しんと)」などがあります。
徒弟(とてい)のように「弟(てい)」が用いられている言葉には、
「師弟(してい)・門弟(もんてい)・愚弟(ぐてい)・舎弟(しゃてい)」などがあります。
次の章で徒弟の意味と類義語について解説していきます。
2.徒弟の意味と類義語について
では徒弟の意味と類義語について見ていきましょう。
まず徒弟は「職人などの親方のもとに住み込んで技術を見習う者のこと/弟子(でし)のこと」の意味として用いられています。
徒弟を用いた例文としては、「ここには徒弟として住んでいる」や、「大工の徒弟になる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「職人などの親方のもとに住み込んで技術を見習う者のこと」の意味で、後者の例文は「弟子のこと」の意味で使用しています。
また徒弟の類義語としては、「生徒(せいと)・門弟(もんてい)・内弟子(うちでし)・愛弟子(まなでし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても徒弟と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「徒弟の読み方と意味、”とてい”と”とだい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 徒弟の正しい読み方は「とてい」で、「とだい」は間違い。
- 徒弟は「職人などの親方のもとに住み込んで技術を見習う者のこと/弟子のこと」の意味。
- 徒弟の類義語には、「生徒・門弟・内弟子・愛弟子」などがある。