結論から言ってしまうと、庫裏の正しい読み方は「くり」になります。
庫裏の”庫”は「こ」「く」と読むことができますが、庫裏は「くり」と読むのが正しく、「こり」と読むのは間違いです。
また庫裏(くり)のように「庫(く)」が用いられている言葉は、庫裏の他には見つけることができませんでした。
庫裏(くり)のように「裏(り)」が用いられている言葉には、
「脳裏(のうり)・表裏(ひょうり)・胸裏(きょうり)・囲炉裏(いろり)」などがあります。
次の章で庫裏の意味と類義語について解説していきます。
庫裏は「寺院の台所(だいどころ)にあたる建物のこと/住職やその家族の住む場所のこと」の意味として用いられています。
庫裏を用いた例文としては、「庫裏に食材を運ぶ」や、
「この時間は住職は庫裏にいるはずだ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「寺院の台所にあたる建物のこと」の意味で、
後者の例文は「住職やその家族の住む場所のこと」の意味で使用しています。
また庫裏の類義語としては、「食堂(しょくどう)・庫院(くいん)・金堂(こんどう)・仏閣(ぶっかく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても庫裏と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「庫裏の読み方と意味、”くり”と”こり”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>