さて日常的に使われるもので「幅員」という言葉があります。
この幅員に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
幅員がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは幅員の読み方と意味、「ふくいん」と「はばいん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.幅員の正しい読み方は「ふくいん」「はばいん」?
では幅員の正しい読み方は、「ふくいん」「はばいん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、幅員の正しい読み方は「ふくいん」になります。
幅員の”幅”は「はば」「ふく」と読むことができますが、
幅員は「ふくいん」と読むのが正しく、「はばいん」と読むのは間違いです。
また幅員(ふくいん)のように「幅(ふく)」が用いられている言葉には、
「拡幅(かくふく)・画幅(がふく)・増幅(ぞうふく)・書幅(しょふく)」などがあります。
幅員(ふくいん)のように「員(いん)」が用いられている言葉には、
「人員(じんいん)・定員(ていいん)・要員(よういん)・欠員(けついん)」などがあります。
次の章で幅員の意味と類義語について解説していきます。
2.幅員の意味と類義語について
では幅員の意味と類義語について見ていきましょう。
まず幅員は「道路・橋・船などの幅(はば)のこと」の意味として用いられています。
幅員を用いた例文としては、「必要な幅員を保持する」や、
「道路幅員の長さを測定する」のような使い方で用いられています。
また幅員の類義語としては、「横幅(よこはば)・道幅(みちはば)・四幅(よの)・並幅(なみはば)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても幅員と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「幅員の読み方と意味、”ふくいん”と”はばいん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 幅員の正しい読み方は「ふくいん」で、「はばいん」は間違い。
- 幅員は「道路・橋・船などの幅のこと」の意味。
- 幅員の類義語には、「横幅・道幅・四幅・並幅」などがある。