結論から言ってしまうと、安価の正しい読み方は「あんか」になります。
安価の”安”は「やす(い)」「あん」と読むことができますが、
安価は「あんか」と読むのが正しく、「やすか」と読むのは間違いです。
また安価(あんか)のように「安(あん)」が用いられている言葉には、
「安心(あんしん)・安易(あんい)・安全(あんぜん)・安逸(あんいつ)」などがあります。
安価(あんか)のように「価(か)」が用いられている言葉には、
「価値(かち)・価格(かかく)・代価(だいか)・定価(ていか)」などがあります。
次の章で安価の意味について解説していきます。
安価は「値段が安いこと。また、そのさま/価値の低いこと。安っぽいこと。また、そのさま」の意味として用いられています。
安価を用いた例文としては、「安価な品物を購入する」や、
「安価な同情はいらない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「値段が安いこと」の意味で、
後者の例文は「価値の低いこと。安っぽいこと」の意味で使用しています。
また安価の類義語としては、「廉価(れんか)・格安(かくやす)・特価(とっか)・二束三文(にそくさんもん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても安価と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「安価の読み方と意味、”あんか”と”やすか”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど