このページでは宵宮の読み方と意味、「よみや」と「よいみや」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、宵宮の正しい読み方は「よみや」「よいみや」の両方になります。

 

宵宮の”宵”は「よい」「しょう」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には宵宮は「よみや」と読むことが多いです。

 

 

 

また宵宮の”宵”の読み方は「よい」と読むことはできますが、それ単体では「よ」と読むことはできません。

 

宵宮のように「よいみや」ではなく、「よみや」と変化して読むのは、日本語の「音韻脱落（おんいんだつらく）」と呼ばれているものです。

 

 

音韻脱落とは、”語を合成したときに、発音しやすくするため、元々あった音が一部なくなる現象のこと”を言います。

 

宵宮（＝合成した後の語）であれば、合成する前は宵（よい）[yoi]＋宮（みや）[miya]で、そのまま合成すると宵宮（よいみや）[yoimiya]となりますが、音韻脱落により”i”の音がなくなり宵宮（よみや）[yomiya]と変化します。

 

・宵（よい）[yoi] ＋ 宮（みや）[miya] → 宵宮（よみや）[yomiya]

 

 

 

例えば「読経（どきょう）」や「荒磯（ありそ）」は音韻脱落なしで読むと、
「どくきょう」や「あらいそ」と読むのが普通です。

 

・読（どく）[doku] ＋ 経（きょう）[kyou] → 読経（どきょう）[dokyou]

 

・荒（あら）[ara] ＋ 磯（いそ）[iso] → 荒磯（ありそ）[ariso]

 

（荒磯は一般的に「あらいそ」と読むことが多いですが、音韻脱落により「ありそ」と読むこともできます）

 

 

もともと”読”には「ど」という読み方はないですし、”荒”にも「あり」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では音韻脱落によって元々あった音が一部なくなるため、
「読（ど）」「荒磯（ありそ）」と変化させて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が音韻脱落によって、元々あった音が一部なくなるわけではないので、注意してください。

 

次の章で宵宮の意味について解説していきます。

 

 

宵宮は「本祭りの前夜に行う小さな祭りのこと」の意味として用いられています。

 

 

宵宮を用いた例文としては、「宵宮に参加する」や、
「今年の宵宮は中止となった」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「宵宮の読み方と意味、”よみや”と”よいみや”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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