孟宗竹の読み方と意味、「もうそうちく」と「もうそうだけ」正しいのは？

このページでは孟宗竹の読み方と意味、「もうそうちく」と「もうそうだけ」どちらが正しいのかを解説しています。

１．孟宗竹の正しい読み方は「もうそうちく」「もうそうだけ」？

結論から言ってしまうと、孟宗竹の正しい読み方は「もうそうちく」「もうそうだけ」の両方になります。

孟宗竹の”孟”は「もう」、”宗”は「そう」「しゅう」、”竹”は「たけ」「ちく」と読むことができます。

ただ一般的には孟宗竹は「もうそうちく」と読むことが多いです。

また”竹”の読み方は「たけ」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「だけ」という読み方をすることはできません。

孟宗竹のように「もうそうたけ」ではなく、「もうそうだけ」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

孟宗竹であれば、孟宗（もうそう）＋竹（たけ）なので、竹（後ろの語）の語頭である清音の”た”が濁音の”だ”に変化します。

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

次の章で孟宗竹の意味について解説していきます。

孟宗竹は「イネ科の竹の一種」の意味として用いられています。

中国原産、日本で最も大形の竹で、高さは２０メートル、直径は１０センチメートルを超えます。

皮は紫褐色の斑紋があり、茎（くき）は竹細工に使用され、竹の子（タケノコ）は食用とされています。

以上が「孟宗竹の読み方と意味、”もうそうちく”と”もうそうだけ”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、