さて日常的に使われるもので「嘲笑」という言葉があります。
この嘲笑に使用されている漢字(特に”嘲”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは嘲笑の読み方と意味、「ちゅうしょう」と「ちょうしょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.嘲笑の正しい読み方は「ちゅうしょう」「ちょうしょう」?
では嘲笑の正しい読み方は、「ちゅうしょう」「ちょうしょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、嘲笑の正しい読み方は「ちょうしょう」になります。
嘲笑の”嘲”は「あざけ(る)」「ちょう」と読むことはできますが、
「ちゅう」と読むことはできないので、嘲笑を「ちゅうしょう」と読むのは間違いです。
また嘲笑(ちょうしょう)のように「嘲(ちょう)」が用いられている言葉には、
「自嘲(じちょう)・嘲弄(ちょうろう)・嘲戯(ちょうぎ)・嘲罵(ちょうば)」などがあります。
嘲笑(ちょうしょう)のように「笑(しょう)」が用いられている言葉には、
「冷笑(れいしょう)・笑止(しょうし)・失笑(しっしょう)・笑納(しょうのう)」などがあります。
次の章で嘲笑の意味と類義語について解説していきます。
2.嘲笑の意味と類義語について
では嘲笑の意味と類義語について見ていきましょう。
まず嘲笑は「馬鹿にして笑うこと」の意味として用いられています。
嘲笑を用いた例文としては、「世間の嘲笑を買う」や、
「他人の失敗を嘲笑する」のような使い方で用いられています。
また嘲笑の類義語としては、「冷笑(れいしょう)・失笑(しっしょう)・嘲罵(ちょうば)・高笑い(たかわらい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても嘲笑と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「嘲笑の読み方と意味、”ちゅうしょう”と”ちょうしょう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 嘲笑の正しい読み方は「ちょうしょう」で、「ちゅうしょう」は間違い。
- 嘲笑は「馬鹿にして笑うこと」の意味。
- 嘲笑の類義語には、「冷笑・失笑・嘲罵・高笑い」などがある。