さて日常的に使われるもので「勲記」という言葉があります。
この勲記に使用されている漢字(特に”勲”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは勲記の読み方と意味、「くんき」と「どうき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.勲記の正しい読み方は「くんき」「どうき」?
では勲記の正しい読み方は、「くんき」「どうき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、勲記の正しい読み方は「くんき」になります。
勲記の”勲”は「くん」と読むことはできますが、「どう」と読むことはできないので、勲記を「どうき」と読むのは間違いです。
勲記の”勲(くん)”という字は、”動(どう)”という字に似ているため注意が必要です。
また勲記(くんき)のように「勲(くん)」が用いられている言葉には、
「勲章(くんしょう)・叙勲(じょくん)・武勲(ぶくん)・勲功(くんこう)」などがあります。
勲記(くんき)のように「記(き)」が用いられている言葉には、
「日記(にっき)・付記(ふき)・記録(きろく)・記載(きさい)」などがあります。
次の章で勲記の意味と類義語について解説していきます。
2.勲記の意味と類義語について
では勲記の意味と類義語について見ていきましょう。
まず勲記は「叙勲者(じょくんしゃ)に勲章とともに与えられる証書のこと」の意味として用いられています。
叙勲(じょくん)というのは、”国家や公共事業に功労のあった人に勲等(勲位の等級)を授け、勲章を与えること”です。
また勲記の類義語としては、「賞状(しょうじょう)・褒状(ほうじょう)・感状(かんじょう)・表彰状(ひょうしょうじょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても勲記と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「勲記の読み方と意味、”くんき”と”どうき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 勲記の正しい読み方は「くんき」で、「どうき」は間違い。
- 勲記は「叙勲者に勲章とともに与えられる証書のこと」の意味。
- 勲記の類義語には、「賞状・褒状・感状・表彰状」などがある。