落涙の読み方と意味、「らくるい」と「らくれい」正しいのは？

このページでは落涙の読み方と意味、「らくるい」と「らくれい」どちらが正しいのかを解説しています。

１．落涙の正しい読み方は「らくるい」「らくれい」？

結論から言ってしまうと、落涙の正しい読み方は「らくるい」になります。

落涙の”涙”という字は「なみだ」「るい」と読むことはできますが、
「れい」と読むことはできないので、落涙を「らくれい」と読むのは間違いです。

落涙の”涙（るい）”という字は、”戻（れい）”という字に似ているため注意が必要です。

また落涙（らくるい）のように「落（らく）」が用いられている言葉には、
「落第（らくだい）・当落（とうらく）・奈落（ならく）・欠落（けつらく）」などがあります。

落涙（らくるい）のように「涙（るい）」が用いられている言葉には、
「涙腺（るいせん）・感涙（かんるい）・催涙（さいるい）・血涙（けつるい）」などがあります。

次の章で落涙の意味について解説していきます。

落涙は「涙をこぼすこと。泣くこと」の意味として用いられています。

落涙を用いた例文としては、「彼はその場で立ったまま落涙した」や、
「まさか落涙するとは思っていなかった」のような使い方で用いられています。

また落涙の類義語としては、「号泣（ごうきゅう）・号哭（ごうこく）・感涙（かんるい）・催涙（さいるい）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても落涙と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「落涙の読み方と意味、”らくるい”と”らくれい”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、