このページでは脆性の読み方と意味、「きせい」と「ぜいせい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.脆性の正しい読み方は「きせい」「ぜいせい」?

 

結論から言ってしまうと、脆性の正しい読み方は「ぜいせい」になります

 

 

脆性の”脆”は「もろ(い)」「ぜい」と読むことはできますが、
「き」と読むことはできないので、脆性を「きせい」と読むのは間違いです。

 

次の章で脆性の意味について解説していきます。

 

2.脆性の意味について

 

脆性は「物体が外力を受けたときに、あまり変形しないうちに破壊する性質のこと」の意味として用いられています。

 

 

つまり”脆性が高い”とは、「外力を与えたときに、変形に耐えきれずにすぐに破壊される」ということで、逆に”脆性が低い”とは、「外力を与えたときに、変形してもすぐには破壊されない」ということになります

 

簡単に言えば、脆性が高い物体は”脆(もろ)い”ということです。

 

 

例えば、脆性が高い物体で言えば”硝子(ガラス)・石材”などが挙げられ、
脆性が低い物体であれば”粘土(ねんど)”などが挙げられます。

 

硝子・石材は押す(外力)などにより変形させるほどの力が加われば、
すぐにヒビが入ったり、崩れたりしますが、粘土は押して変形させてもしばらくは壊れることはありません。

 

 

以上が「脆性の読み方と意味、”きせい”と”ぜいせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 脆性の正しい読み方は「ぜいせい」で、「きせい」は間違い。
  • 脆性は「物体が外力を受けたときに、あまり変形しないうちに破壊する性質のこと」の意味。

 

 

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