さて日常的に使われるもので「素養」という言葉があります。
この素養に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
素養がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは素養の読み方と意味、「すよう」と「そよう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.素養の正しい読み方は「すよう」「そよう」?
では素養の正しい読み方は、「すよう」「そよう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、素養の正しい読み方は「そよう」になります。
素養の”素”は「す」「そ」と読むことができますが、素養は「そよう」と読むのが正しく、「すよう」と読むのは間違いです。
また素養(そよう)のように「素(そ)」が用いられている言葉には、
「平素(へいそ)・素質(そしつ)・要素(ようそ)・簡素(かんそ)」などがあります。
素養(そよう)のように「養(よう)」が用いられている言葉には、
「供養(くよう)・扶養(ふよう)・休養(きゅうよう)・保養(ほよう)」などがあります。
次の章で素養の意味と類義語について解説していきます。
2.素養の意味と類義語について
では素養の意味と類義語について見ていきましょう。
まず素養は「普段の練習や学習によって身につけた技能や知識のこと」の意味として用いられています。
素養を用いた例文としては、「彼には語学の素養がある」や、
「独学でも素養がしっかりと身についている」のような使い方で用いられています。
また素養の類義語としては、「教養(きょうよう)・良識(りょうしき)・見識(けんしき)・技量(ぎりょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても素養と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「素養の読み方と意味、”すよう”と”そよう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 素養の正しい読み方は「そよう」で、「すよう」は間違い。
- 素養は「普段の練習や学習によって身につけた技能や知識のこと」の意味。
- 素養の類義語には、「教養・良識・見識・技量」などがある。