さて日常的に使われるもので「留意」という言葉があります。
この留意に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
留意がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは留意の読み方と意味、「とめい」と「りゅうい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.留意の正しい読み方は「とめい」「りゅうい」?
では留意の正しい読み方は、「とめい」「りゅうい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、留意の正しい読み方は「りゅうい」になります。
留意の”留”は「と(める)」「とど(める)」「りゅう」と読むことができますが、留意は「りゅうい」と読むのが正しく、「とめい」と読むのは間違いです。
また留意(りゅうい)のように「留(りゅう)」が用いられている言葉には、
「留学(りゅうがく)・留年(りゅうねん)・在留(ざいりゅう)・拘留(こうりゅう)」などがあります。
留意(りゅうい)のように「意(い)」が用いられている言葉には、
「意思(いし)・総意(そうい)・不意(ふい)・本意(ほんい)」などがあります。
次の章で留意の意味と類義語について解説していきます。
2.留意の意味と類義語について
では留意の意味と類義語について見ていきましょう。
まず留意は「ある物事を心に留(とど)めること。気を付けること」の意味として用いられています。
留意を用いた例文としては、「留意点として挙げる」や、
「それらが留意すべき項目だ」のような使い方で用いられています。
また留意の類義語としては、「注意(ちゅうい)・用心(ようじん)・配慮(はいりょ)・気配り(きくばり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても留意と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「留意の読み方と意味、”とめい”と”りゅうい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 留意の正しい読み方は「りゅうい」で、「とめい」は間違い。
- 留意は「ある物事を心に留めること。気を付けること」の意味。
- 留意の類義語には、「注意・用心・配慮・気配り」などがある。