さて日常的に使われるもので「留年」という言葉があります。
この留年に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
留年がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは留年の読み方と意味、「りゅねん」と「りゅうねん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.留年の正しい読み方は「りゅねん」「りゅうねん」?
では留年の正しい読み方は、「りゅねん」「りゅうねん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、留年の正しい読み方は「りゅうねん」になります。
留年の”留”は「と(める)」「とど(まる)」「りゅう」と読むことはできますが、
「りゅ」と読むことはできないので、留年を「りゅねん」と読むのは間違いです。
パソコンのキーボードでは「りゅねん」と打つと”留年”と変換できますが、
これはパソコンのキーボードには母音の過不足を修正してくれる機能が備わっているためです。
これにより留年の読み方が「りゅねん」でも正解だと思ってしまう人が増えたのでしょう。
次の章で留年の意味と類義語について解説していきます。
2.留年の意味と類義語について
では留年の意味と類義語について見ていきましょう。
まず留年は「学生が進級・卒業できずに、その学年に留(とど)まること」の意味として用いられています。
留年を用いた例文としては、「留年だけはしないように注意する」や、
「このままだと彼は留年してしまう」のような使い方で用いられています。
また留年の類義語としては、「落第(らくだい)・落伍(らくご)・残留(ざんりゅう)・点額(てんがく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても留年と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「留年の読み方と意味、”りゅねん”と”りゅうねん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 留年の正しい読み方は「りゅうねん」で、「りゅねん」は間違い。
- 留年は「学生が進級・卒業できずに、その学年に留まること」の意味。
- 留年の類義語には、「落第・落伍・残留・点額」などがある。