このページでは振興の読み方と意味、「しんこう」と「しんきょう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.振興の正しい読み方は「しんこう」「しんきょう」?

 

結論から言ってしまうと、振興の正しい読み方は「しんこう」になります

 

振興の”振”は「ふ(る)」「しん」、”興”は「おこ(す)」「こう」「きょう」と読むことができますが、振興は「しんこう」と読むのが正しく、「しんきょう」と読むのは間違いです

 

 

 

また振興(しんこう)のように「振(しん)」が用いられている言葉には、
「不振(ふしん)・振動(しんどう)・振幅(しんぷく)・振作(しんさく)」などがあります。

 

振興(しんこう)のように「興(こう)」が用いられている言葉には、
「興行(こうぎょう)・興奮(こうふん)・興隆(こうりゅう)・復興(ふっこう)」などがあります。

 

 

次の章で振興の意味について解説していきます。

 

2.振興の意味について

 

振興は「学術・産業などが盛んになること。また、盛んにすること」の意味として用いられています。

 

 

振興を用いた例文としては、「産業の振興を図る」や、
「科学振興のために尽くす」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また振興の類義語としては、「発展(はってん)・興隆(こうりゅう)・活発(かっぱつ)・促進(そくしん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても振興と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「振興の読み方と意味、”しんこう”と”しんきょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 振興の正しい読み方は「しんこう」で、「しんきょう」は間違い。
  • 振興は「学術・産業などが盛んになること。また、盛んにすること」の意味。
  • 振興の類義語には、「発展・興隆・活発・促進」などがある。

 

 

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