さて日常的に使われるもので「背部」という言葉があります。
この背部に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
背部がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは背部の読み方と意味、「せぶ」と「はいぶ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.背部の正しい読み方は「せぶ」「はいぶ」?
では背部の正しい読み方は、「せぶ」「はいぶ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、背部の正しい読み方は「はいぶ」になります。
背部の”背”は「せ」「はい」と読むことができますが、
背部は「はいぶ」と読むのが正しく、「せぶ」と読むのは間違いです。
また背部(はいぶ)のように「背(はい)」が用いられている言葉には、
「背任(はいにん)・腹背(ふくはい)・背反(はいはん)・背景(はいけい)」などがあります。
背部(はいぶ)のように「部(ぶ)」が用いられている言葉には、
「部活(ぶかつ)・局部(きょくぶ)・全部(ぜんぶ)・支部(しぶ)」などがあります。
次の章で背部の意味と類義語について解説していきます。
2.背部の意味と類義語について
では背部の意味と類義語について見ていきましょう。
まず背部は「背の部分のこと/後ろの方のこと」の意味として用いられています。
背部を用いた例文としては、「背部に少し痛みがある」や、
「敵の背部に回る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「背の部分のこと」の意味で、
後者の例文は「後ろの方のこと」の意味で使用しています。
また背部の類義語としては、「背後(はいご)・後方(こうほう)・背面(はいめん)・後部(こうぶ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても背部と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「背部の読み方と意味、”せぶ”と”はいぶ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 背部の正しい読み方は「はいぶ」で、「せぶ」は間違い。
- 背部は「背の部分のこと/後ろの方のこと」の意味。
- 背部の類義語には、「背後・後方・背面・後部」などがある。