結論から言ってしまうと、合議の正しい読み方は「あいぎ」「ごうぎ」の両方になります。
合議の”合”は「あ(う)」「あ(い)」「ごう」と読むことができます。
ただ合議は「あいぎ」「ごうぎ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で合議の意味について解説していきます。
合議(あいぎ)は「(官公庁で)ある一定の決裁について、他の関係する部署・課の了解を得ること」の意味として用いられています。
決裁(けっさい)というのは、”権限を持っている上位者(責任者)が、部下の提出した案の可否を決めること”です。
つまり合議(あいぎ)とは、”(官公庁において)部下の提出した案が承認できるかどうかを、他の関係する部署・課に了解を得て確認すること”を意味します。
合議を「あいぎ」と読むと上記のような意味になりますが、
「ごうぎ」と読むと「2人以上の者が集まって協議すること/(民間で)ある一定の決裁について、他の関係する部署・課の了解を得ること」の意味となります。
後者の意味は、官公庁(あいぎ)か、民間(ごうぎ)かで読み方が異なるため注意が必要です。
このように合議は「あいぎ」「ごうぎ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
合議を用いた例文としては、「この書類には他の部署の合議(あいぎ)が必要だ」や、「それは合議(ごうぎ)して決定する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(官公庁で)ある一定の決裁について、他の関係する部署・課の了解を得ること」の意味で、後者の例文は「2人以上の者が集まって協議すること」の意味で使用しています。
以上が「合議の読み方と意味、”あいぎ”と”ごうぎ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど