さて日常的に使われるもので「断つ」という言葉があります。
この断つに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
断つがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは断つの読み方と意味、「たつ」と「だんつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.断つの正しい読み方は「たつ」「だんつ」?
では断つの正しい読み方は、「たつ」「だんつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、断つの正しい読み方は「たつ」になります。
断つの”断”は「ことわ(る)」「た(つ)」「だん」と読むことができますが、断つは「たつ」と読むのが正しく、「だんつ」と読むのは間違いです。
次の章で断つの意味と類義語について解説していきます。
2.断つの意味と類義語について
では断つの意味と類義語について見ていきましょう。
まず断つの意味は下記のとおりです。
- 繋がりを切り離すこと
- 滅ぼすこと
- 縁(えん)を切ること
- 遮(さえぎ)ること。隔(へだ)てること
- 特定のものの飲食をやめること
- それまで続いていた物事をやめること
断つを用いた例文としては、「悪の根を断つ」や、
「これからは酒を断つ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「滅ぼすこと」の意味で、
後者の例文は「特定のものの飲食をやめること」の意味で使用しています。
また断つの類義語としては、「摘む(つむ)・遮断(しゃだん)・断絶(だんぜつ)・禁止(きんし)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても断つと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「断つの読み方と意味、”たつ”と”だんつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 断つの正しい読み方は「たつ」で、「だんつ」は間違い。
- 断つの類義語には、「摘む・遮断・断絶・禁止」などがある。
<断つの意味>
- 繋がりを切り離すこと
- 滅ぼすこと
- 縁を切ること
- 遮ること。隔てること
- 特定のものの飲食をやめること
- それまで続いていた物事をやめること