さて日常的に使われるもので「集る」という言葉があります。
この集るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
集るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは集るの読み方と意味、「たかる」と「あつまる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.集るの正しい読み方は「たかる」「あつまる」?
では集るの正しい読み方は、「たかる」「あつまる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、集るの正しい読み方は「たかる」になります。
集るの”集”は「あつ(まる)」「たか(る)」「しゅう」と読むことはできますが、「あつま(る)」と読むことはできないので、集るを「あつまる」と読むのは間違いです。
「あつまる」というのは、”集まる”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で集るの意味と類義語について解説していきます。
2.集るの意味と類義語について
では集るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず集るは「群がり集まること/人に金品をせびること。奢(おご)ってくれるようにねだること」の意味として用いられています。
集るを用いた例文としては、「興味本位で人々が集る」や、
「彼はいつも不良に集られている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「群がり集まること」の意味で、
後者の例文は「人に金品をせびること。奢ってくれるようにねだること」の意味で使用しています。
また集るの類義語としては、「集う(つどう)・群がる(むらがる)・強請る(ゆする)・搾取(さくしゅ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても集ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「集るの読み方と意味、”たかる”と”あつまる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 集るの正しい読み方は「たかる」で、「あつまる」は間違い。
- 集るは「群がり集まること/人に金品をせびること。奢ってくれるようにねだること」の意味。
- 集るの類義語には、「集う・群がる・強請る・搾取」などがある。