恩寵の読み方と意味、「おんちょう」と「おんりゅう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「恩寵」という言葉があります。

 

この恩寵に使用されている漢字(特に”寵”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは恩寵の読み方と意味、「おんちょう」と「おんりゅう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.恩寵の正しい読み方は「おんちょう」「おんりゅう」?

 

では恩寵の正しい読み方は、「おんちょう」「おんりゅう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、恩寵の正しい読み方は「おんちょう」になります

 

恩寵の”寵”は「ちょう」と読むことはできますが、「りゅう」と読むことはできないので、恩寵を「おんりゅう」と読むのは間違いです。

 

 

恩寵の”寵(ちょう)”という字は、”龍(りゅう)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また恩寵(おんちょう)のように「恩(おん)」が用いられている言葉には、
「恩義(おんぎ)・恩恵(おんけい)・恩人(おんじん)・恩師(おんし)」などがあります。

 

恩寵(おんちょう)のように「寵(ちょう)」が用いられている言葉には、
「寵愛(ちょうあい)・寵姫(ちょうき)・寵児(ちょうじ)・寵臣(ちょうしん)」などがあります。

 

 

次の章で恩寵の意味と類義語について解説していきます。

 

2.恩寵の意味と類義語について

 

では恩寵の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず恩寵は「神仏・主君から受ける恵みのこと」の意味として用いられています。

 

 

恩寵を用いた例文としては、「それは天から与えられた恩寵だ」や、
「神からの恩寵を失ったことによるもの」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また恩寵の類義語としては、「恩恵(おんけい)・慈悲(じひ)・奇跡(きせき)・救済(きゅうさい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても恩寵と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「恩寵の読み方と意味、”おんちょう”と”おんりゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ