結論から言ってしまうと、勤行の正しい読み方は「ごんぎょう」になります。
勤行の”勤”は「つと(める)」「きん」「ごん」、”行”は「い(く)」「こう」「ぎょう」と読むことができますが、勤行は「ごんぎょう」と読むのが正しく、「きんこう」と読むのは間違いです。
また勤行(ごんぎょう)のように「勤(ごん)」が用いられている言葉は、
勤行の他には「恪勤(かくごん)・勤操(ごんそう)」しか見つけることができませんでした。
勤行(ごんぎょう)のように「行(ぎょう)」が用いられている言葉には、
「行商(ぎょうしょう)・行儀(ぎょうぎ)・行事(ぎょうじ)・行政(ぎょうせい)」などがあります。
次の章で勤行の意味について解説していきます。
勤行は「仏道を修行すること/仏前で、時を定めて読経(どきょう)・礼拝すること」の意味として用いられています。
勤行を用いた例文としては、「最近、勤行をし始める」や、
「朝夕の勤行を行う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「仏道を修行すること」の意味で、
後者の例文は「仏前で、時を定めて読経・礼拝すること」の意味で使用しています。
また勤行の類義語としては、「念仏(ねんぶつ)・瞑想(めいそう)・祈祷(きとう)・発願(ほつがん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても勤行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「勤行の読み方と意味、”きんこう”と”ごんぎょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど