さて日常的に使われることはほとんどないですが、「寵姫」という言葉があります。

 

この寵姫に使用されている漢字(特に”寵”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは寵姫の読み方と意味、「ちょうき」と「りゅうき」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.寵姫の正しい読み方は「ちょうき」「りゅうき」?

 

では寵姫の正しい読み方は、「ちょうき」「りゅうき」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、寵姫の正しい読み方は「ちょうき」になります

 

寵姫の”寵”は「ちょう」、”姫”は「ひめ」「き」と読むことはできますが、”寵”は「りゅう」と読むことはできないので、寵姫を「りゅうき」と読むのは間違いです。

 

 

寵姫の”寵(ちょう)”という字は、”龍(りゅう)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また寵姫(ちょうき)のように「寵(ちょう)」が用いられている言葉には、
「寵愛(ちょうあい)・恩寵(おんちょう)・寵児(ちょうじ)・寵臣(ちょうしん)」などがあります。

 

寵姫(ちょうき)のように「姫(き)」が用いられている言葉は、
寵姫の他には「美姫(びき)・妖姫(ようき)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で寵姫の意味と類義語について解説していきます。

 

2.寵姫の意味と類義語について

 

では寵姫の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず寵姫は「君主が特に愛する女性のこと」の意味として用いられています。

 

 

寵姫を用いた例文としては、「寵姫からのプレゼントを受け取る」や、
「君主は病気により寵姫を亡くした」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また寵姫の類義語としては、「側室(そくしつ)・愛妾(あいしょう)・彼女(かのじょ)・恋人(こいびと)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても寵姫と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「寵姫の読み方と意味、”ちょうき”と”りゅうき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 寵姫の正しい読み方は「ちょうき」で、「りゅうき」は間違い。
  • 寵姫は「君主が特に愛する女性のこと」の意味。
  • 寵姫の類義語には、「側室・愛妾・彼女・恋人」などがある。

 

 

関連ページ