剣戟の読み方と意味、「けんげき」と「けんじき」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはほとんどないですが、「剣戟」という言葉があります。

 

この剣戟に使用されている漢字(特に”戟”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは剣戟の読み方と意味、「けんげき」と「けんじき」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.剣戟の正しい読み方は「けんげき」「けんじき」?

 

では剣戟の正しい読み方は、「けんげき」「けんじき」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、剣戟の正しい読み方は「けんげき」になります

 

剣戟の”戟”は「ほこ」「げき」と読むことはできますが、「じき」と読むことはできないので、剣戟を「けんじき」と読むのは間違いです

 

 

 

また剣戟(けんげき)のように「剣(けん)」が用いられている言葉には、
「剣技(けんぎ)・刀剣(とうけん)・剣客(けんかく)・剣豪(けんごう)」などがあります。

 

剣戟(けんげき)のように「戟(げき)」が用いられている言葉には、
「矛戟(ぼうげき)・兵戟(へいげき)・戟形(げきけい)」などがあります。

 

 

次の章で剣戟の意味と類義語について解説していきます。

 

2.剣戟の意味と類義語について

 

では剣戟の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず剣戟は「剣(つるぎ)と矛(ほこ)。刀などの武器のこと/刀剣による戦いのこと」の意味として用いられています。

 

 

剣戟を用いた例文としては、「剣戟を振るう」や、
「それは剣戟により決める」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「剣と矛。刀などの武器のこと」の意味で、
後者の例文は「刀剣による戦いのこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また剣戟の類義語としては、「刀剣(とうけん)・刃物(はもの)・刀身(とうしん)・刀刃(とうじん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても剣戟と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「剣戟の読み方と意味、”けんげき”と”けんじき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ