結論から言ってしまうと、設えるの正しい読み方は「しつらえる」になります。
設えるの”設”は「もう(ける)」「しつら(える)」「せつ」と読むことができますが、設えるは「しつらえる」と読むのが正しく、「せつえる」と読むのは間違いです。
次の章で設えるの意味について解説していきます。
設えるは「備えつけること/部屋などを整え、飾りつけること」の意味として用いられています。
設えるを用いた例文としては、「庭に物置を設える」や、
「部屋を和風に設える」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「備えつけること」の意味で、
後者の例文は「部屋などを整え、飾りつけること」の意味で使用しています。
また設えるの類義語としては、「整備(せいび)・設置(せっち)・設備(せつび)・搭載(とうさい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても設えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「設えるの読み方と意味、”せつえる”と”しつらえる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど