結論から言ってしまうと、論うの正しい読み方は「あげつらう」になります。
論うの”論”は「あげつら(う)」「ろん」と読むことができますが、
論うは「あげつらう」と読むのが正しく、「ろんう」と読むのは間違いです。
次の章で論うの意味と類義語について解説していきます。
論うは「物事の是非・善悪・可否などについて議論すること/些細(ささい)な欠点や短所などを取り上げて言い立てること」の意味として用いられています。
論うを用いた例文としては、「他人の欠点をいちいち論う」や、
「彼は人のことを論うばかりで何もしない」のような使い方で用いられています。
論うは一般的には前者の意味で使われることが多く、
どちらの例文も「些細な欠点や短所などを取り上げて言い立てること」の意味で使用しています。
また論うの類義語としては、「辛辣(しんらつ)・文句(もんく)・屁理屈(へりくつ)・クレーム」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても論うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「論うの読み方と意味、”ろんう”と”あげつらう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>