結論から言ってしまうと、風穴の正しい読み方は「かざあな」「ふうけつ」の両方になります。
風穴の”風”は「かぜ」「かざ」「ふう」、”穴”は「あな」「けつ」と読むことができます。
一般的には風穴は「かざあな」と読むことがほとんどです。
ただ風穴は「かざあな」「ふうけつ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で風穴の意味について解説していきます。
風穴(かざあな)は「風の出入りする隙間(すきま)のこと/通風のために壁・窓などにあけた穴のこと/山腹(さんぷく)などにある奥深い穴のこと」の意味として用いられています。
山腹というのは、”山頂と麓(ふもと)との間の部分。中腹のこと”です。
風穴を「かざあな」と読むと上記のような意味になりますが、
「ふうけつ」と読むと「山腹などにある奥深い穴」の意味のみとなります。
このように風穴は「かざあな」「ふうけつ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
風穴を用いた例文としては、「お前の体に風穴(かざあな)をあけてやるぞ」や、
「風穴から冷たい風が流れてくる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「風の出入りする隙間のこと」の意味で、
後者の例文は「山腹などにある奥深い穴のこと」の意味で使用しています。
以上が「風穴の読み方と意味、”かざあな”と”ふうけつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど