このページでは風穴の読み方と意味、「かざあな」と「ふうけつ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.風穴の正しい読み方は「かざあな」「ふうけつ」?

 

結論から言ってしまうと、風穴の正しい読み方は「かざあな」「ふうけつ」の両方になります

 

風穴の”風”は「かぜ」「かざ」「ふう」、”穴”は「あな」「けつ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には風穴は「かざあな」と読むことがほとんどです。

 

ただ風穴は「かざあな」「ふうけつ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また風穴(かざあな)のように「風(かざ)」が用いられている言葉には、
「風上(かざかみ)・風花(かざばな)・風気(かざけ)・風下(かざしも)」などがあります。

 

風穴(ふうけつ)のように「風(ふう)」が用いられている言葉には、
「台風(たいふう)・作風(さくふう)・風雲(ふううん)・風月(ふうげつ)」などがあります。

 

 

次の章で風穴の意味と類義語について解説していきます。

 

2.風穴の意味と類義語について

 

風穴(かざあな)は「風の出入りする隙間(すきま)のこと/通風のために壁・窓などにあけた穴のこと/山腹(さんぷく)などにある奥深い穴のこと」の意味として用いられています。

 

山腹というのは、”山頂と麓(ふもと)との間の部分。中腹のこと”です。

 

 

風穴を「かざあな」と読むと上記のような意味になりますが、
「ふうけつ」と読むと「山腹などにある奥深い穴」の意味のみとなります

 

このように風穴は「かざあな」「ふうけつ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

風穴を用いた例文としては、「お前の体に風穴(かざあな)をあけてやるぞ」や、
「風穴から冷たい風が流れてくる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「風の出入りする隙間のこと」の意味で、
後者の例文は「山腹などにある奥深い穴のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また風穴の類義語としては、「空洞(くうどう)・洞窟(どうくつ)・洞穴(ほらあな)・隙間(すきま)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても風穴と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「風穴の読み方と意味、”かざあな”と”ふうけつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 風穴の正しい読み方は「かざあな」「ふうけつ」の両方。
  • 風穴(かざあな)は「風の出入りする隙間のこと/通風のために壁・窓などにあけた穴のこと/山腹などにある奥深い穴のこと」の意味。
  • 風穴(ふうけつ)は「山腹などにある奥深い穴のこと」の意味。
  • 風穴の類義語には、「空洞・洞窟・洞穴・隙間」などがある。

 

 

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