さて日常的に使われるもので「鎮圧」という言葉があります。
この鎮圧に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
鎮圧がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは鎮圧の読み方と意味、「ちんあつ」と「しんあつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.鎮圧の正しい読み方は「ちんあつ」「しんあつ」?
では鎮圧の正しい読み方は、「ちんあつ」「しんあつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、鎮圧の正しい読み方は「ちんあつ」になります。
鎮圧の”鎮”は「しず(める)」「ちん」と読むことはできますが、
「しん」と読むことはできないので、鎮圧を「しんあつ」と読むのは間違いです。
また鎮圧(ちんあつ)のように「鎮(ちん)」が用いられている言葉には、
「鎮痛(ちんつう)・鎮火(ちんか)・重鎮(じゅうちん)・文鎮(ぶんちん)」などがあります。
鎮圧(ちんあつ)のように「圧(あつ)」が用いられている言葉には、
「圧力(あつりょく)・気圧(きあつ)・圧延(あつえん)・加圧(かあつ)」などがあります。
次の章で鎮圧の意味と類義語について解説していきます。
2.鎮圧の意味と類義語について
では鎮圧の意味と類義語について見ていきましょう。
まず鎮圧は「反乱・暴動などを武力で抑え鎮(しず)めること」の意味として用いられています。
鎮圧を用いた例文としては、「デモ隊を鎮圧する」や、
「反乱の鎮圧に向かわせる」のような使い方で用いられています。
また鎮圧の類義語としては、「弾圧(だんあつ)・制圧(せいあつ)・鎮静(ちんせい)・駆逐(くちく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても鎮圧と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「鎮圧の読み方と意味、”ちんあつ”と”しんあつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 鎮圧の正しい読み方は「ちんあつ」で、「しんあつ」は間違い。
- 鎮圧は「反乱・暴動などを武力で抑え鎮めること」の意味。
- 鎮圧の類義語には、「弾圧・制圧・鎮静・駆逐」などがある。