さて日常的に使われるもので「示威」という言葉があります。
この示威に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
示威がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは示威の読み方と意味、「しい」と「じい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.示威の正しい読み方は「しい」「じい」?
では示威の正しい読み方は、「しい」「じい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、示威の正しい読み方は「しい」「じい」の両方になります。
示威の”示”は「しめ(す)」「し」「じ」、”威”は「おど(す)」「い」と読むことができます。
ただ一般的には示威は「じい」と読むことがほとんどです。
また示威(しい)のように「示(し)」が用いられている言葉には、
「示唆(しさ)・図示(ずし)・黙示(もくし)・示教(しきょう)」などがあります。
示威(じい)のように「示(じ)」が用いられている言葉には、
「示達(じたつ)・提示(ていじ)・示談(じだん)・表示(ひょうじ)」などがあります。
次の章で示威の意味と類義語について解説していきます。
2.示威の意味と類義語について
では示威の意味と類義語について見ていきましょう。
まず示威は「威力や気勢を他に示すこと」の意味として用いられています。
示威を用いた例文としては、「示威運動を行う」や、
「示威を行い交渉を有利に進めようとした」のような使い方で用いられています。
また示威の類義語としては、「誇示(こじ)・挑発(ちょうはつ)・威厳(いげん)・圧倒(あっとう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても示威と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「示威の読み方と意味、”しい”と”じい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 示威の正しい読み方は「しい」「じい」の両方。
- 示威は「威力や気勢を他に示すこと」の意味。
- 示威の類義語には、「誇示・挑発・威厳・圧倒」などがある。