さて日常的に使われるもので「詮索」という言葉があります。
この詮索に使用されている漢字(特に”詮”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは詮索の読み方と意味、「せんさく」と「ぜんさく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.詮索の正しい読み方は「せんさく」「ぜんさく」?
では詮索の正しい読み方は、「せんさく」「ぜんさく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、詮索の正しい読み方は「せんさく」になります。
詮索の”詮”は「せん」と読むことはできますが、「ぜん」と読むことはできないので、詮索を「ぜんさく」と読むのは間違いです。
また詮索(せんさく)のように「詮(せん)」が用いられている言葉には、
「所詮(しょせん)・詮議(せんぎ)・言詮(げんせん)・詮方(せんかた)」などがあります。
詮索(せんさく)のように「索(さく)」が用いられている言葉には、
「索引(さくいん)・探索(たんさく)・検索(けんさく)・捜索(そうさく)」などがあります。
次の章で詮索の意味と類義語について解説していきます。
2.詮索の意味と類義語について
では詮索の意味と類義語について見ていきましょう。
まず詮索は「細かい点まで調べ求めること」の意味として用いられています。
詮索を用いた例文としては、「他人のことを詮索する」や、
「詮索するのはやめろ」のような使い方で用いられています。
また詮索の類義語としては、「調査(ちょうさ)・捜査(そうさ)・諜報(ちょうほう)・精査(せいさ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても詮索と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「詮索の読み方と意味、”せんさく”と”ぜんさく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 詮索の正しい読み方は「せんさく」で、「ぜんさく」は間違い。
- 詮索は「細かい点まで調べ求めること」の意味。
- 詮索の類義語には、「調査・捜査・諜報・精査」などがある。