さて日常的に使われるもので「煉瓦」という言葉があります。
この煉瓦に使用されている漢字(特に”煉”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは煉瓦の読み方と意味、「レンガ」と「とうが」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.煉瓦の正しい読み方は「レンガ」「とうが」?
では煉瓦の正しい読み方は、「レンガ」「とうが」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、煉瓦の正しい読み方は「レンガ」になります。
煉瓦の”煉”は「れん」、”瓦”は「かわら」「が」と読むことはできますが、”煉”は「とう」と読むことはできないので、煉瓦を「とうが」と読むのは間違いです。
また煉瓦(レンガ)のように「煉(れん)」が用いられている言葉には、
「煉獄(れんごく)・試煉(しれん)・煉丹(れんたん)・煉乳(れんにゅう)」などがあります。
煉瓦(レンガ)のように「瓦(が)」が用いられている言葉には、
「瓦解(がかい)・瓦礫(がれき)・瓦経(がきょう)・弄瓦(ろうが)」などがあります。
次の章で煉瓦の意味と類義語について解説していきます。
2.煉瓦の意味と類義語について
では煉瓦の意味と類義語について見ていきましょう。
まず煉瓦は「粘土に砂・石灰などを混ぜて練り、長方体などに成型し、乾燥して窯(かま)で焼いたもの」の意味として用いられています。
煉瓦を用いた例文としては、「煉瓦を積み上げる」や、
「煉瓦が何個か足りない」のような使い方で用いられています。
また煉瓦の類義語としては、「瓦(かわら)・珪石(けいせき)・コンクリート・セメント」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても煉瓦と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「煉瓦の読み方と意味、”レンガ”と”とうが”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 煉瓦の正しい読み方は「レンガ」で、「とうが」は間違い。
- 煉瓦は「粘土に砂・石灰などを混ぜて練り、長方体などに成型し、乾燥して窯で焼いたもの」の意味。
- 煉瓦の類義語には、「瓦・珪石・コンクリート・セメント」などがある。