このページでは既刊の読み方と意味、「きかん」と「がいかん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.既刊の正しい読み方は「きかん」「がいかん」?

 

結論から言ってしまうと、既刊の正しい読み方は「きかん」になります

 

既刊の”既”は「すで(に)」「き」と読むことはできますが、「がい」と読むことはできないので、既刊を「がいかん」と読むのは間違いです。

 

 

既刊の”既(き)”という字は、”慨(がい)”という字に似ているため注意が必要です。

 

 

 

また既刊(きかん)のように「既(き)」が用いられている言葉には、
「既視(きし)・既存(きそん)・既製(きせい)・既知(きち)」などがあります。

 

既刊(きかん)のように「刊(かん)」が用いられている言葉には、
「刊本(かんぽん)・刊行(かんこう)・創刊(そうかん)・廃刊(はいかん)」などがあります。

 

 

次の章で既刊の意味と類義語について解説していきます。

 

2.既刊の意味と類義語について

 

既刊は「すでに出版・発行したもの。また、その出版物のこと」の意味として用いられています。

 

 

既刊を用いた例文としては、「既刊の雑誌に掲載されている」や、
「既刊の本だが店頭に置いていない」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また既刊の類義語としては、「刊行(かんこう)・発行(はっこう)・出版(しゅっぱん)・発刊(はっかん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても既刊と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「既刊の読み方と意味、”きかん”と”がいかん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 既刊の正しい読み方は「きかん」で、「がいかん」は間違い。
  • 既刊は「すでに出版・発行したもの。また、その出版物のこと」の意味。
  • 既刊の類義語には、「刊行・発行・出版・発刊」などがある。

 

 

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