このページでは文旦の読み方と意味、「ぼんたん」と「ぶんたん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.文旦の正しい読み方は「ぼんたん」「ぶんたん」?

 

結論から言ってしまうと、文旦の正しい読み方は「ぼんたん」「ぶんたん」の両方になります

 

文旦の”文”は「ふみ」「ぶん」、”旦”は「たん」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には文旦は「ぶんたん」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また文旦の”文”という字は単体で「ぼん」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「ぶんたん」から「ぼんたん」という読み方に変化しました。

 

簡単に言うと音変化というのは、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。

 

この音変化により、文旦は通常では読むことができない「ぼんたん」という読み方になったんですね。

 

次の章で文旦の意味について解説していきます。

 

2.文旦の意味について

 

文旦は「朱欒(ザボン)の別名のこと」の意味として用いられています。

 

 

朱欒(ザボン)というのは、”ミカン科の常緑小高木のこと”で、
初夏に大形の白色の花を咲かせ、冬に大きな実が黄色に熟します。

 

朱欒の実の果皮は厚く、皮を剥いて生でそのまま食べたり、砂糖漬けにしたりして食べられます。

 

 

以上が「文旦の読み方と意味、”ぼんたん”と”ぶんたん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 文旦の正しい読み方は「ぼんたん」「ぶんたん」の両方。
  • 文旦は「朱欒(ザボン)の別名のこと」の意味。

 

 

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