可塑性の読み方と意味、「かそせい」と「かぎゃくせい」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはあまりないですが、「可塑性」という言葉があります。

 

この可塑性に使用されている漢字(特に”塑”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは可塑性の読み方と意味、「かそせい」と「かぎゃくせい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.可塑性の正しい読み方は「かそせい」「かぎゃくせい」?

 

では可塑性の正しい読み方は、「かそせい」「かぎゃくせい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、可塑性の正しい読み方は「かそせい」になります

 

可塑性の”塑”は「そ」と読むことはできますが、「ぎゃく」と読むことはできないので、可塑性を「かぎゃくせい」と読むのは間違いです

 

 

また可塑性(かそせい)のように「塑(そ)」が用いられている言葉には、
「彫塑(ちょうそ)・塑像(そぞう)・泥塑(でいそ)・紙塑(しそ)」などがあります。

 

 

次の章で可塑性の意味と類義語について解説していきます。

 

2.可塑性の意味と類義語について

 

では可塑性の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず可塑性は「固体に外力を加えて変形させたときに、その外力を取り除いても元に戻らない性質のこと」の意味として用いられています。

 

 

簡単に言えば、”ある物質を手で押したりして変形させたときに、押している手を離してもその物質の形が元に戻らない性質のこと”です。

 

例えば粘土などは”可塑性が高く(元の形に戻りにくい)”、
反対にゴムなどは”可塑性が低い(元の形に戻りやすい)”と言えます。

 

 

 

また可塑性の類義語としては、「弾性(だんせい)・延性(えんせい)・展性(てんせい)・物性(ぶっせい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても可塑性と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「可塑性の読み方と意味、”かそせい”と”かぎゃくせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ