このページでは隔世の読み方と意味、「かくせ」と「かくせい」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.隔世の正しい読み方は「かくせ」「かくせい」?

 

結論から言ってしまうと、隔世の正しい読み方は「かくせい」になります

 

隔世の”隔”は「へだ(てる)」「かく」、”世”は「よ」「せ」「せい」と読むことができますが、隔世は「かくせい」と読むのが正しく、「かくせ」と読むのは間違いです

 

 

 

また隔世(かくせい)のように「隔(かく)」が用いられている言葉には、
「遠隔(えんかく)・隔年(かくねん)・隔離(かくり)・間隔(かんかく)」などがあります。

 

隔世(かくせい)のように「世(せい)」が用いられている言葉には、
「近世(きんせい)・救世(きゅうせい)・辞世(じせい)・世紀(せいき)」などがあります。

 

 

次の章で隔世の意味について解説していきます。

 

2.隔世の意味について

 

隔世は「時代や世代を隔(へだ)てること」の意味として用いられています。

 

 

隔世を用いた例文としては、「それは隔世遺伝の可能性がある」や、
「当時と比べると隔世の感がある」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また隔世の類義語としては、「久遠(くおん)・恒久(こうきゅう)・悠久(ゆうきゅう)・万年(まんねん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても隔世と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「隔世の読み方と意味、”かくせ”と”かくせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 隔世の正しい読み方は「かくせい」で、「かくせ」は間違い。
  • 隔世は「時代や世代を隔てること」の意味。
  • 隔世の類義語には、「久遠・恒久・悠久・万年」などがある。

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!