さて日常的に使われることはあまりないですが、「舌代」という言葉があります。
この舌代に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
舌代がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは舌代の読み方と意味、「しただい」と「ぜつだい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.舌代の正しい読み方は「しただい」「ぜつだい」?
では舌代の正しい読み方は、「しただい」「ぜつだい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、舌代の正しい読み方は「しただい」「ぜつだい」の両方になります。
舌代の”舌”は「した」「ぜつ」と読むことができます。
ただ一般的には舌代は「しただい」と読むことが多いです。
また舌代(ぜつだい)のように「舌(ぜつ)」が用いられている言葉には、
「口舌(くぜつ)・饒舌(じょうぜつ)・毒舌(どくぜつ)・弁舌(べんぜつ)」などがあります。
舌代(ぜつだい)のように「代(だい)」が用いられている言葉には、
「代金(だいきん)・代案(だいあん)・代理(だいり)・世代(せだい)」などがあります。
次の章で舌代の意味と類義語について解説していきます。
2.舌代の意味と類義語について
では舌代の意味と類義語について見ていきましょう。
まず舌代は「口で言う代わりに書いた簡単な挨拶文(あいさつぶん)。口上書きのこと」の意味として用いられています。
舌代というのは、飲食店の御品書(おしながき)のはじめに記されていることが多いです。
また舌代の類義語としては、「御品書(おしながき)・口状(こうじょう)・回報(かいほう)・覚書(おぼえがき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても舌代と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「舌代の読み方と意味、”しただい”と”ぜつだい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 舌代の正しい読み方は「しただい」「ぜつだい」の両方。
- 舌代は「口で言う代わりに書いた簡単な挨拶文。口上書きのこと」の意味。
- 舌代の類義語には、「御品書・口状・回報・覚書」などがある。