さて日常的に使われるもので「法主」という言葉があります。
この法主に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
法主がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは法主の読み方と意味、「ほっす」と「ほうしゅ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.法主の正しい読み方は「ほっす」「ほうしゅ」?
では法主の正しい読み方は、「ほっす」「ほうしゅ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、法主の正しい読み方は「ほっす」「ほうしゅ」「ほっしゅ」になります。
法主の”法”は「ほう」「はっ」「ほっ」、”主”は「ぬし」「しゅ」「す」と読むことができます。
ただ一般的には法主は「ほっす」と読むことが多いです。
また法主(ほうしゅ)のように「法(ほう)」が用いられている言葉には、
「法律(ほうりつ)・司法(しほう)・方法(ほうほう)・合法(ごうほう)」などがあります。
法主(ほうしゅ)のように「主(しゅ)」が用いられている言葉には、
「主観(しゅかん)・主義(しゅぎ)・主因(しゅいん)・主眼(しゅがん)」などがあります。
次の章で法主の意味と類義語について解説していきます。
2.法主の意味と類義語について
では法主の意味と類義語について見ていきましょう。
まず法主は「仏の尊称のこと/一宗派の首長のこと/法会(ほうえ)の主宰者(しゅさいしゃ)のこと」の意味として用いられています。
法主を用いた例文としては、「真宗での法主をしている」や、
「彼がこの法会の法主だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「一宗派の首長のこと」の意味で、
後者の例文は「法会の主宰者のこと」の意味で使用しています。
また法主の類義語としては、「座主(ざす)・祭主(さいしゅ)・統領(とうりょう)・管長(かんちょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても法主と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「法主の読み方と意味、”ほっす”と”ほうしゅ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 法主の正しい読み方は「ほっす」「ほうしゅ」「ほっしゅ」。
- 法主は「仏の尊称のこと/一宗派の首長のこと/法会の主宰者のこと」の意味。
- 法主の類義語には、「座主・祭主・統領・管長」などがある。