治世の読み方と意味、「ちせ」と「ちせい」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「治世」という言葉があります。

 

この治世に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
治世がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは治世の読み方と意味、「ちせ」と「ちせい」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.治世の正しい読み方は「ちせ」「ちせい」?

 

では治世の正しい読み方は、「ちせ」「ちせい」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、治世の正しい読み方は「ちせい」「じせい」になります

 

治世の”治”は「おさ(める)」「ち」「じ」、”世”は「よ」「せ」「せい」と読むことができますが、治世は「ちせい」「じせい」と読むのが正しく、「ちせ」と読むのは間違いです。

 

 

ただ一般的には治世は「ちせい」と読むことが多いです。

 

 

 

また治世(ちせい)のように「治(ち)」が用いられている言葉には、
「治療(ちりょう)・完治(かんち)・自治(じち)・治安(ちあん)」などがあります。

 

治世(じせい)のように「治(じ)」が用いられている言葉には、
「退治(たいじ)・不治(ふじ)・政治(せいじ)・湯治(とうじ)」などがあります。

 

 

次の章で治世の意味と類義語について解説していきます。

 

2.治世の意味と類義語について

 

では治世の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず治世は「よく治(おさ)まっている世の中のこと/君主として世を治めること。また、その期間のこと」の意味として用いられています。

 

 

治世を用いた例文としては、「天災により治世は多難を極めた」や、
「その天皇の治世は長かった」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「よく治まっている世の中のこと」の意味で、
後者の例文は「君主として世を治める期間のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また治世の類義語としては、「秩序(ちつじょ)・平和(へいわ)・統治(とうち)・安寧(あんねい)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても治世と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「治世の読み方と意味、”ちせ”と”ちせい”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ