さて日常的に使われるもので「氷枕」という言葉があります。
この氷枕に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
氷枕がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは氷枕の読み方と意味、「ひょうちん」と「こおりまくら」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.氷枕の正しい読み方は「ひょうちん」「こおりまくら」?
では氷枕の正しい読み方は、「ひょうちん」「こおりまくら」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、氷枕の正しい読み方は「ひょうちん」「こおりまくら」の両方になります。
氷枕の”氷”は「こおり」「ひょう」、”枕”は「まくら」「ちん」と読むことができます。
ただ一般的には氷枕は「こおりまくら」と読むことが多いです。
また氷枕(ひょうちん)のように「氷(ひょう)」が用いられている言葉には、
「氷河(ひょうが)・薄氷(はくひょう)・樹氷(じゅひょう)・氷壁(ひょうへき)」などがあります。
氷枕(ひょうちん)のように「枕(ちん)」が用いられている言葉には、
「枕頭(ちんとう)・枕席(ちんせき)・陶枕(とうちん)・枕上(ちんじょう)」などがあります。
次の章で氷枕の意味と類義語について解説していきます。
2.氷枕の意味と類義語について
では氷枕の意味と類義語について見ていきましょう。
まず氷枕は「頭部を冷やすために、氷を入れた枕のこと」の意味として用いられています。
氷枕を用いた例文としては、「氷枕をタオルで覆う」や、
「熱があるので氷枕で寝る」のような使い方で用いられています。
また氷枕の類義語としては、「水枕(みずまくら)・氷嚢(ひょうのう)・氷袋(こおりぶくろ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても氷枕と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「氷枕の読み方と意味、”ひょうちん”と”こおりまくら”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 氷枕の正しい読み方は「ひょうちん」「こおりまくら」の両方。
- 氷枕は「頭部を冷やすために、氷を入れた枕のこと」の意味。
- 氷枕の類義語には、「水枕・氷嚢・氷袋」などがある。