末寺の読み方と意味、「まつじ」と「まつでら」正しいのは？

さて日常的に使われることはあまりないですが、「末寺」という言葉があります。

この末寺に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
末寺がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

そこでこのページでは末寺の読み方と意味、「まつじ」と「まつでら」どちらが正しいのかを解説します。

どうぞご覧ください。

では末寺の正しい読み方は、「まつじ」「まつでら」どちらなのかを見ていきましょう。

結論から言ってしまうと、末寺の正しい読み方は「まつじ」になります。

末寺の”末”は「すえ」「まつ」、”寺”は「てら」「じ」と読むことができますが、末寺は「まつじ」と読むのが正しく、「まつでら」と読むのは間違いです。

また末寺（まつじ）のように「末（まつ）」が用いられている言葉には、
「末尾（まつび）・期末（きまつ）・始末（しまつ）・些末（さまつ）」などがあります。

末寺（まつじ）のように「寺（じ）」が用いられている言葉には、
「寺院（じいん）・仏寺（ぶつじ）・尼寺（にじ）・寺格（じかく）」などがあります。

次の章で末寺の意味と類義語について解説していきます。

では末寺の意味と類義語について見ていきましょう。

まず末寺は「本山（ほんざん）の支配下にある寺のこと」の意味として用いられています。

本山というのは”一宗一派（いっしゅういっぱ）の多くの末寺を統轄（とうかつ）する寺院のこと”で、格式によって総本山・大本山などの区別があります。

また末寺の類義語としては、「尼寺（にじ）・名刹（めいさつ）・古刹（こさつ）・禅寺（ぜんでら）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても末寺と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「末寺の読み方と意味、”まつじ”と”まつでら”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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