さて日常的に使われるもので「未済」という言葉があります。
この未済に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
未済がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは未済の読み方と意味、「みすみ」と「みさい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.未済の正しい読み方は「みすみ」「みさい」?
では未済の正しい読み方は、「みすみ」「みさい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、未済の正しい読み方は「みさい」になります。
未済の”済”は「す(む)」「す(み)」「さい」と読むことができますが、
未済は「みさい」と読むのが正しく、「みすみ」と読むのは間違いです。
また未済(みさい)のように「未(み)」が用いられている言葉には、
「未定(みてい)・未納(みのう)・未然(みぜん)・未知(みち)」などがあります。
未済(みさい)のように「済(さい)」が用いられている言葉には、
「弁済(べんさい)・共済(きょうさい)・返済(へんさい)・完済(かんさい)」などがあります。
次の章で未済の意味と類義語について解説していきます。
2.未済の意味と類義語について
では未済の意味と類義語について見ていきましょう。
まず未済は「事がまだ済んでいないこと。特に、借金などの返済が済んでいないこと」の意味として用いられています。
未済を用いた例文としては、「未済のまま放置していた」や、
「未済の人には督促状が送られる」のような使い方で用いられています。
また未済の類義語としては、「未払い(みばらい)・不払い(ふばらい)・滞る(とどこおる)・未納(みのう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても未済と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「未済の読み方と意味、”みすみ”と”みさい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 未済の正しい読み方は「みさい」で、「みすみ」は間違い。
- 未済は「事がまだ済んでいないこと。特に、借金などの返済が済んでいないこと」の意味。
- 未済の類義語には、「未払い・不払い・滞る・未納」などがある。