他行の読み方と意味、「たこう」と「たぎょう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「他行」という言葉があります。

 

この他行に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
他行がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは他行の読み方と意味、「たこう」と「たぎょう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.他行の正しい読み方は「たこう」「たぎょう」?

 

では他行の正しい読み方は、「たこう」「たぎょう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、他行の正しい読み方は「たこう」「たぎょう」の両方になります

 

他行の”他”は「ほか」「た」、”行”は「い(く)」「こう」「ぎょう」と読むことができます。

 

 

 

ただ他行は「たこう」「たぎょう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また他行(たこう)のように「行(こう)」が用いられている言葉には、
「銀行(ぎんこう)・急行(きゅうこう)・航行(こうこう)・行使(こうし)」などがあります。

 

他行(たぎょう)のように「行(ぎょう)」が用いられている言葉には、
「悪行(あくぎょう)・行商(ぎょうしょう)・行事(ぎょうじ)・行水(ぎょうずい)」などがあります。

 

 

次の章で他行の意味と類義語について解説していきます。

 

2.他行の意味と類義語について

 

では他行の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず他行(たこう)は「他所(よそ)へ行くこと。外出すること/他の銀行のこと」の意味として用いられています。

 

 

他行を「たこう」と読むと上記のような意味になりますが、
「たぎょう」と読むと「他所へ行くこと。外出すること」の意味のみとなります

 

このように他行は「たこう」「たぎょう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

他行を用いた例文としては、「彼は他行している」や、
「他行(たこう)への振り込み」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「他所へ行くこと。外出すること」の意味で、
後者の例文は「他の銀行のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また他行の類義語としては、「他出(たしゅつ)・出張(しゅっちょう)・遠足(えんそく)・退出(たいしゅつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても他行と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「他行の読み方と意味、”たこう”と”たぎょう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ