結論から言ってしまうと、仕業の正しい読み方は「しわざ」「しぎょう」の両方になります。
仕業の”業”は「わざ」「ぎょう」「ごう」と読むことができます。
一般的には仕業は「しわざ」と読むことがほとんどです。
ただ仕業は「しわざ」「しぎょう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また仕業(しわざ)のように「業(わざ)」が用いられている言葉には、
「軽業(かるわざ)・神業(かみわざ)・業物(わざもの)・早業(はやわざ)」などがあります。
仕業(しぎょう)のように「業(ぎょう)」が用いられている言葉には、
「工業(こうぎょう)・始業(しぎょう)・休業(きゅうぎょう)・企業(きぎょう)」などがあります。
次の章で仕業の意味と類義語について解説していきます。
仕業(しわざ)は「したこと。行いのこと」の意味として用いられています。
仕業(しわざ)は、”良くない行い”について言われることが多いです。
仕業を「しわざ」と読むと上記のような意味になりますが、
「しぎょう」と読むと「機械の運転・操作をすること」の意味となります。
このように仕業は「しわざ」「しぎょう」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
仕業を用いた例文としては、「これは誰の仕業(しわざ)だ」や、
「仕業(しぎょう)点検をする」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「したこと。行いのこと」の意味で、
後者の例文は「機械の操作・運転をすること」の意味で使用しています。
また仕業(しわざ)の類義語としては、「行動(こうどう)・行為(こうい)・言動(げんどう)・所作(しょさ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても仕業と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「仕業の読み方と意味、”しわざ”と”しぎょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>