結論から言ってしまうと、主従の正しい読み方は「しゅじゅう」「しゅうじゅう」の両方になります。
主従の”主”は「おも」「あるじ」「しゅ」、”従”は「したが(う)」「じゅう」と読むことができます。
一般的には主従は「しゅじゅう」と読むことがほとんどです。
ただ主従は「しゅじゅう」「しゅうじゅう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また主従の”主”という字は単体で「しゅう」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「しゅじゅう」から「しゅうじゅう」という読み方に変化しました。
簡単に言うと音変化というのは、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。
この音変化により、主従は通常では読むことができない「しゅうじゅう」という読み方になったんですね。
次の章で主従の意味について解説していきます。
主従(しゅじゅう)は「主であるものと従であるもの/主君と従者。主人と家来(けらい)のこと」の意味として用いられています。
主従を「しゅじゅう」と読むと上記のような意味になりますが、
「しゅうじゅう」と読むと「主君と従者。主人と家来のこと」の意味のみとなります。
このように主従は「しゅじゅう」「しゅうじゅう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
主従を用いた例文としては、「事柄の主従(しゅじゅう)を見分ける」や、「主従関係のようなものだ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「主であるものと従であるもの」の意味で、
後者の例文は「主君と従者。主人と家来のこと」の意味で使用しています。
以上が「主従の読み方と意味、”しゅじゅう”と”しゅうじゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど