さて日常的に使われることはあまりないですが、「量目」という言葉があります。
この量目に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
量目がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは量目の読み方と意味、「りょうめ」と「りょうもく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.量目の正しい読み方は「りょうめ」「りょうもく」?
では量目の正しい読み方は、「りょうめ」「りょうもく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、量目の正しい読み方は「りょうめ」になります。
量目の”目”は「め」「もく」と読むことができますが、量目は「りょうめ」と読むのが正しく、「りょうもく」と読むのは間違いです。
また量目(りょうめ)のように「量(りょう)」が用いられている言葉には、
「大量(たいりょう)・計量(けいりょう)・技量(ぎりょう)・分量(ぶんりょう)」などがあります。
量目(りょうめ)のように「目(め)」が用いられている言葉には、
「節目(ふしめ)・木目(もくめ)・目尻(めじり)・色目(いろめ)」などがあります。
次の章で量目の意味と類義語について解説していきます。
2.量目の意味と類義語について
では量目の意味と類義語について見ていきましょう。
まず量目は「秤(はかり)にかけてはかった物の重さのこと」の意味として用いられています。
量目を用いた例文としては、「量目が不足する」や、
「量目をごまかすのは良くない」のような使い方で用いられています。
また量目の類義語としては、「目方(めかた)・荷重(かじゅう)・重量(じゅうりょう)・純量(じゅんりょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても量目と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「量目の読み方と意味、”りょうめ”と”りょうもく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 量目の正しい読み方は「りょうめ」で、「りょうもく」は間違い。
- 量目は「秤にかけてはかった物の重さのこと」の意味。
- 量目の類義語には、「目方・荷重・重量・純量」などがある。