さて日常的に使われるもので「眉目」という言葉があります。
この眉目に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
眉目がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは眉目の読み方と意味、「びもく」と「まゆめ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.眉目の正しい読み方は「びもく」「まゆめ」?
では眉目の正しい読み方は、「びもく」「まゆめ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、眉目の正しい読み方は「びもく」「みめ」になります。
眉目の”眉”は「まゆ」「び」「み」と読むことができますが、眉目は「びもく」「みめ」と読むのが正しく、「まゆめ」と読むのは間違いです。
一般的には眉目は「びもく」と読むことがほとんどで、「みめ」は”見目(みめ)”と書き表されることがほとんどです。
そして眉目は「びもく」「みめ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また眉目(びもく)のように「眉(び)」が用いられている言葉には、
「眉雪(びせつ)・拝眉(はいび)・白眉(はくび)・眉月(びげつ)」などがあります。
眉目(みめ)のように「眉(み)」が用いられている言葉は、
眉目の他には「眉間(みけん)」しか見つけることができませんでした。
次の章で眉目の意味と類義語について解説していきます。
2.眉目の意味と類義語について
では眉目の意味と類義語について見ていきましょう。
まず眉目(びもく)は「眉と目のこと/顔かたち。容貌(ようぼう)のこと」の意味として用いられています。
眉目を「びもく」と読むと上記のような意味になりますが、
「みめ」と読むと「目に見える様子。見た感じ/顔かたち。容貌のこと」の意味となります。
このように眉目は「びもく」「みめ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
眉目を用いた例文としては、「眉目(びもく)秀麗な女性」や、
「機能性だけでなく、眉目(みめ)も良くない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「顔かたち。容貌のこと」の意味で、
後者の例文は「目に見える様子。見た感じのこと」の意味で使用しています。
また眉目の類義語としては、「面相(めんそう)・容姿(ようし)・人相(にんそう)・輪郭(りんかく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても眉目と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「眉目の読み方と意味、”びもく”と”まゆめ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 眉目の正しい読み方は「びもく」「みめ」の両方で、「まゆめ」は間違い。
- 眉目(びもく)は「眉と目のこと/顔かたち。容貌のこと」の意味。
- 眉目(みめ)は「目に見える様子。見た感じのこと/顔かたち。容貌のこと」の意味。
- 眉目の類義語には、「面相・容姿・人相・輪郭」などがある。