さて日常的に使われることはあまりないですが、「渉外」という言葉があります。
この渉外に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
渉外がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは渉外の読み方と意味、「しょうがい」と「ほがい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.渉外の正しい読み方は「しょうがい」「ほがい」?
では渉外の正しい読み方は、「しょうがい」「ほがい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、渉外の正しい読み方は「しょうがい」になります。
渉外の”渉”は「わた(る)」「しょう」と読むことはできますが、
「ほ」と読むことはできないので、渉外を「ほがい」と読むのは間違いです。
また渉外(しょうがい)のように「渉(しょう)」が用いられている言葉には、
「交渉(こうしょう)・干渉(かんしょう)・渉猟(しょうりょう)・徒渉(としょう)」などがあります。
渉外(しょうがい)のように「外(がい)」が用いられている言葉には、
「郊外(こうがい)・外傷(がいしょう)・心外(しんがい)・外相(がいしょう)」などがあります。
次の章で渉外の意味と類義語について解説していきます。
2.渉外の意味と類義語について
では渉外の意味と類義語について見ていきましょう。
まず渉外は「外部と連絡や交渉を行うこと」の意味として用いられています。
渉外を用いた例文としては、「渉外係を通して話す」や、
「彼は渉外術に優れている」のような使い方で用いられています。
また渉外の類義語としては、「交渉(こうしょう)・折衝(せっしょう)・協議(きょうぎ)・外交(がいこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても渉外と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「渉外の読み方と意味、”しょうがい”と”ほがい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 渉外の正しい読み方は「しょうがい」で、「ほがい」は間違い。
- 渉外は「外部と連絡や交渉を行うこと」の意味。
- 渉外の類義語には、「交渉・折衝・協議・外交」などがある。